2010s 映画レビュー | ページ 13 | シネフィリー

2010s 映画レビュー

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ドラマ

『沈まない三つの家/ お兄チャンは戦場に行った!?』今更レビュー

中野量太監督の初期作品『沈まない三つの家』と『お兄ちゃんは戦場に行った!?』。逆境にある様々な家族の踏ん張りが、繊細に、だが力強く描かれている。
西部劇

『荒野の誓い』考察とネタバレ|ウェスタンノワールって難しい

宿敵のシャイアン族の首長を居住地まで護送する危険な旅。そして家族をコマンチ族に殺された女。クリスチャン・ベールのノワールな西部劇。
ドラマ

『長いお別れ』考察とネタバレ|少しずつ忘れていくのも、少し死ぬこと

厳格な教育者だった父の認知症で、妻と娘たちは再び結束する。温かいユーモア精神が沁みる。新たな認知症映画のスタンダードだ。強面の山崎努がいい。
スリラー

『複製された男』考察とネタバレ|あえて原作をいじったか、読んでないのか

ヴィルヌーヴ監督とギレンホールが再タッグの異色作。自分に生き写しの男に出会ってから狂いだす人生。蜘蛛のメタファーに幻惑されてはいけない。
アクション

『悪女 AKUJO』考察とネタバレ|どう撮ったのか想像もつかないアクション

長回し50人斬りのヒロイン殴り込みに冒頭から度肝を抜かれる。韓流色恋とド派手アクションの融合。どうやって撮ったのか想像もつかないアクションてんこ盛り。
伝記・歴史

『ジュディ 虹の彼方に』考察とネタバレ|虹の向こうには何があったのか

ジュディ・ガーランドの華やかな舞台裏にあった過酷な半生。抑圧と搾取の子役時代。子供の親権争いと、結婚と離婚の繰り返し。だが、ステージでは輝きを取り戻す。
サスペンス

『殺人者の記憶法』考察とネタバレ|中年男の痙攣顔より若者の不敵な笑顔が怖

すぐに記憶をなくす中年男とイケメンの警察官青年。ともに正体は連続殺人犯。記憶なくして勝てるのか。しかめっ面の中年男の痙攣顔より、若者の不敵な笑みのが怖い。
恋愛

『東京公園』今更レビュー|東京の中心にあるのは公園ではなく皇居だと思う

東京の公園を巡り歩く人妻・井川遥を盗撮する三浦春馬。のんびり散歩で癒されたい人に合う青山真治作品。姉・小西真奈美や幼馴染・榮倉奈々との関係もいい。
アニメ

『この世界の(さらにいくつもの)片隅に』今更レビュー

コトリンゴの曲と<のん>のほんわかした広島弁。(さらにいくつもの)シーンを追加し味わいの増した長尺版で、もう一度すずのいる世界へ飛び込もう。
ミステリ―

『オリエント急行殺人事件』考察とネタバレ|ゆで卵も善悪もバランスが大事

結末は分かっていても楽しめる、豪華キャストによる有名な殺人事件。監督・主演はケネス・ブラナー。名探偵ポアロを見ているだけでも面白いけど、ジョニデがもっと見たかった。
恋愛

『愛がなんだ』考察とネタバレ|中目黒の路上ラップで恋敵をディスる

今泉力哉と角田光代のタッグで、正解のない恋の世界へ誘う。ストーカーっぽい岸井ゆきのがハマリ役。愛とか恋とかを余裕で超越している話は、恋愛ものといえるのか。
恋愛

『冬時間のパリ』考察とネタバレ|邦題はロマンチックだが裏表のある二重生活

洒脱な会話に満ちたパリの夫婦生活の裏には秘かな男女関係が。タイトルこそロマンチックだが、原題のような裏表のある二重生活。
スリラー

『グレタ GRETA』考察とネタバレ|忘れ物を届けるのにも覚悟が必要

イザベル・ユペールがストーカーを怪演。カバンを届けただけなのにクロエ・グレース・モレッツが危機。グレタは怖いのだけれど、その怖さが笑えるほどにエスカレートする。
コメディ

『記憶にございません!』考察とネタバレ|もっと政界に斬り込む覚悟を!

支持率最低総理が記憶喪失になり、しがらみなく世直しに出る。毒気のない三谷コメディに乗れるかが鍵。中井貴一と佐藤浩市なら、もっと政界に斬り込んでほしかったけど。
青春

『みんなエスパーだよ!』今更レビュー|グラビアアイドルだよ、の間違いだに

ほぼ8割のシーンをパンチラと水着が埋め尽くすナンセンスSF。園子温監督なのに健康的なエロだに。おバカな笑いだらけの突き抜けたくだらなさがいい。
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