青春 『鬼灯さん家のアネキ』今更レビュー|ハートウォーミングなエロ路線 今泉力哉監督が、エロ路線ながらもハートウォーミングという、難しい境地を目指す。 2020.07.29 2024.08.10 2010s 映画レビュー日本青春
恋愛 『COLD WAR あの歌、2つの心』考察とネタバレ|モノクロ映画に音楽の色彩 冷戦下ポーランドの音楽舞踊団。運命に引き裂かれ激しく燃える恋。情感をこめて歌う<ふたつの心>。 2020.07.28 2024.08.15 2010s 映画レビューポーランド恋愛
ファンタジー 『ボーダー 二つの世界』考察とネタバレ|異なる世界の間には境目が必要なのか 不審者を嗅ぎ分ける、獣のような風貌の税関の女。幼虫を運ぶ怪しい旅行者との不思議な魂の通じ合い。スウェーデンの自然と伝承が織りなすダークファンタジー。 2020.07.27 2010s 映画レビュースウェーデンファンタジー
青春 『君に届け』考察とネタバレ|いつか君に届くかな、大きくなったこの気持ちが 三浦春馬の爽やかな笑顔に、多くの人々が魅了されたことだろう。心が温まる珠玉の一本。そして、<貞子>に負けない眼力の多部未華子の、ピュアで真っ直ぐな思い。 2020.07.25 2010s 映画レビュー日本評点★★★★☆以上青春
ファンタジー 『A GHOST STORY ゴーストストーリー』今更レビュー|まずシーツを洗え まず、シーツを洗えと言いたい。恋人のもとに現れるゴースト映画だが、家の中の妻をただじっと見ているうちに、物語はどんどん壮大な展開になっていく。 2020.07.24 2010s 映画レビューアメリカファンタジー
SF 『her 世界でひとつの彼女』考察とネタバレ|私の代書は出版しないでほしい 人工知能と男の色恋。声で魅了するスカーレット・ヨハンソン。愛を手紙に綴るホアキン・フェニックス。スパイク・ジョーンズのセンスが冴える、近未来の恋愛映画。 2020.07.20 2010s 映画レビューSFアメリカ評点★★★★☆以上
クライム 『最後の追跡』考察とネタバレ|テキサスで銀行強盗は、考え直した方がいい 銀行強盗兄弟とそれを追うテキサスレンジャーは現代版の西部劇。店頭客も市民も銃を携え、犯人に発砲してくる荒っぽさ。ブリッジスが渋い。 2020.07.19 2024.08.15 2010s 映画レビューNETFLIXアメリカクライム
SF 『ターミネーター ニューフェイト』考察とネタバレ|T2超えの見果てぬ夢 新たな敵の強さと変幻自在ぶりは確かに目をみはるが、そんなのT2の警官で感動し尽くした。たとえキャメロンでも傑作『ターミネーター2』を超えることなど、見果てぬ夢だったのでは。 2020.07.14 2010s 映画レビューSFアメリカ
スリラー 『愛なき森で叫べ』考察とネタバレ|ピュアなハートの詐欺師、椎名桔平が最高 園子温監督の猟奇殺人事件と自主映画制作の合わせ技スリラー。実際に起きた事件がベース、信じられん。<ジョーと段平>ならぬ、<ジョーの桔平>の怪演が冴える。 2020.07.12 2010s 映画レビューNETFLIXスリラー日本
青春 『WE ARE LITTLE ZOMBIES』考察とネタバレ|ゾンビより怖い世代 両親を失った中学生がバンド結成。ゾンビのように感情起伏のない少年少女の会話のキレと情報量に圧倒。 2020.07.11 2024.09.11 2010s 映画レビュー日本青春
ドラマ 映画『真実』考察とネタバレ|是枝監督がフランスで描く『そして母になる』 是枝監督初の海外製作。フランス映画界の顔カトリーヌ・ドヌーヴとジュリエット・ビノシュの初共演。イーサン・ホークを潤滑油に使う贅沢な配役。 2020.07.08 2023.01.14 2010s 映画レビュードラマフランス
ファンタジー 『ラストクリスマス』考察とネタバレ|ワム!の歌詞の意味が深い 達郎・マライアとともに定番のワム!のXmas曲で、今さら映画作るか?と思ったら、意外と心を打つ。なるほど去年のクリスマスか、タイトルに偽りなし。 2020.07.05 2010s 映画レビューアメリカファンタジー評点★★★★☆以上
ラブコメ 『サッドティー』考察とネタバレ|<ちゃんと好き>ってマジ難しいっす 片想い映画の大家、今泉力哉監督。今回は、好きになったら即告白の行動派の映画だけど、それって身勝手じゃないの。<ちゃんと好き>ってマジ難しいっす。 2020.07.02 2010s 映画レビューラブコメ日本
恋愛 『夜が明けるまで』考察とネタバレ|お弁当がなくても巡り合う時はある ロバート・レッドフォードとジェーン・フォンダの共演は 『出逢い』以来39年ぶり。年老いた一人暮らしの男女の恋愛物、いくつになっても男は女に翻弄されるもの。 2020.07.01 2010s 映画レビューNETFLIXアメリカ恋愛
青春 『宮本から君へ』考察とネタバレ|自己満足したいだけじゃね? むせ返るほどの熱量がある。池松壮亮も蒼井優も、原作に心底惚れぬいた役者ならではの、気迫がある。それこそ、湯を沸かすほどの熱い何かが、本作に注がれている。 2020.06.28 2010s 映画レビュー日本青春