2020 映画レビュー | ページ 4 | シネフィリー

2020 映画レビュー

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ドラマ

『ステップ』考察とネタバレ|重松原作ものの評価基準は結局泣けるかどうか

シングルファーザーが保育園から小学校卒業まで娘と暮す10年。山田孝之の頑張るパパのもとで成長する娘。年齢ごとに演じる三人の子役たちが輝く。
ドラマ

『Mank マンク』考察とネタバレ|不朽の名作『市民ケーン』の印象が変わる

デヴィッド・フィンチャー監督。実在の新聞王をモデルに『市民ケーン』を仕上げた脚本家マンク。ゲイリー・オールドマンがいい。この時代の映画業界に明るければ一層楽しい。
スポーツ、ゲーム

『のぼる小寺さん』考察とネタバレ|小寺さん部活のぼるってよ

小寺さん、部活のぼるってよ。ボルダリングに打ち込む女子高生。異色だが元気の出る学園もの。不思議チャンを演じる工藤遥がいい!
ヒーロー

『ハーレイクインの華麗なる覚醒 BIRDS OF PREY』考察とネタバレ

スーサイド・スクワットの超過激女が再登場!マーゴット・ロビーのエッジの効いたアクションと謎の思考回路は、相変わらず魅力たっぷり。
戦争・反戦

『ナイチンゲール』考察とネタバレ|看護婦ではなく鳥のように歌う女

原住民を虐殺する英国人が支配する悲惨なタスマニア。家族を将校に殺された白人女性が復讐の旅に出る。案内人のアボリジニとの間に、不思議な共感が。
ドラマ

『朝が来る』考察とネタバレ|そしてベビーバトンは渡されたのか

養子縁組で男児を持った夫婦。平和な家庭に生母からの脅迫が。辻村深月と河瀨直美、渾身の人間ドラマ。授ける側と育てる側、両者をつなぐベビーバトン。新しい朝が来るか。
ドラマ

『MOTHER マザー』考察とネタバレ|「誰も知らない」はまだ序の口

長澤まさみの新境地、救いのない毒親ぶりに圧倒される。そんな母を慕い、成長した息子が踏み外す人生。実に大森立嗣監督らしい切れ味。
ミステリ―

『罪の声』考察とネタバレ|子供の声の再生テープの無機質な不気味さよ

日本中を震撼させた事件の脅迫電話の子供の声は、自分のものだと気づく男。星野・小栗のバディが新鮮!原作に負けず、映画化ならではの要素が随所に散りばめられている。
ドラマ

『浅田家!』考察とネタバレ|実話ベースだと思うと、本物の写真集が見たい

ただ家族写真を撮り続けるニノの演技に新境地を感じる。浅田家はほっこり温かい。脱力系コメディから、被災地の写真返却ボランティアと様変わりし、これぞ笑い泣き。
ドラマ

『ストーリーオブマイライフ わたしの若草物語』考察とネタバレ

グレタ・ガーウィグ監督とシアーシャ・ローナンの息の合ったタッグ。原作を尊重しつつ、古臭さを感じさせないアレンジは見事。四姉妹の持ち味と家族愛に感極まる。
サスペンス

『スパイの妻』考察とネタバレ|ヴェネツィア銀獅子賞受賞、お見事です

黒沢清監督初の歴史ドラマ。国家秘密を知り行動にでる男とその妻の運命。戦争前夜の神戸。洋装の妻・蒼井優、三つ揃えの夫・高橋一生、憲兵服の東出昌大が絵になる。
ファンタジー

『ロングデイズジャーニー この夜の涯てへ』考察とネタバレ|3Dメガネくれ!

中国映画の新世代、ビー・ガン監督最新作は60分3D長回しで仕掛けるファンタジー。体験する映画だ。芸術性は高いが、単なるアート系の監督ではない計算された物語。
ファンタジー

『凱里ブルース』考察とネタバレ|ビーガンの時間の戻し方はノーランと違う

中国映画の進化を体感しよう。新進のビー・ガン監督デビュー作凱里(かいり)ブルース。美しく不思議に流れる時間が心地よい。旅の途中で、男は不思議な時空の村に迷い込む。
ミステリ―

『エノーラホームズの事件簿』考察とネタバレ|兄ちゃんの名にかけて

シャーロック・ホームズの妹が活躍する冒険ミステリー。エノーラとイケメン子爵が大都会ロンドンを奔走するのを見るもよし、悪人顔のシャーロックを追うもよし。
SF

『TENET テネット』考察とネタバレ|これぞ脳トレ映画、脳年齢を若返らせろ

理解するのは二度目からでよい。まずはその映像体験でお腹いっぱいになろう。ノーラン祭りは続くのだ。時間を逆行することを、こんなに長い時間、真剣に考えたことはかつてない。
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