2010s 映画レビュー

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クライム

『最後の追跡』考察とネタバレ|テキサスで銀行強盗は、考え直した方がいい

銀行強盗兄弟とそれを追うテキサスレンジャーは現代版の西部劇。店頭客も市民も銃を携え、犯人に発砲してくる荒っぽさ。ブリッジスが渋い。
SF

『ターミネーター ニューフェイト』考察とネタバレ|T2超えの見果てぬ夢

新たな敵の強さと変幻自在ぶりは確かに目をみはるが、そんなのT2の警官で感動し尽くした。たとえキャメロンでも傑作『ターミネーター2』を超えることなど、見果てぬ夢だったのでは。
スリラー

『愛なき森で叫べ』考察とネタバレ|ピュアなハートの詐欺師、椎名桔平が最高

園子温監督の猟奇殺人事件と自主映画制作の合わせ技スリラー。実際に起きた事件がベース、信じられん。<ジョーと段平>ならぬ、<ジョーの桔平>の怪演が冴える。
青春

『WE ARE LITTLE ZOMBIES』考察とネタバレ|ゾンビより怖い世代

両親を失った中学生がバンド結成。ゾンビのように感情起伏のない少年少女の会話のキレと情報量に圧倒。はじめは拒絶反応を示すが、映画が終わる頃には禁断症状。
ドラマ

映画『真実』考察とネタバレ|是枝監督がフランスで描く『そして母になる』

是枝監督初の海外製作。フランス映画界の顔カトリーヌ・ドヌーヴとジュリエット・ビノシュの初共演。イーサン・ホークを潤滑油に使う贅沢な配役。
ファンタジー

『ラストクリスマス』考察とネタバレ|ワム!の歌詞の意味が深い

達郎・マライアとともに定番のワム!のXmas曲で、今さら映画作るか?と思ったら、意外と心を打つ。なるほど去年のクリスマスか、タイトルに偽りなし。
ラブコメ

『サッドティー』考察とネタバレ|<ちゃんと好き>ってマジ難しいっす

片想い映画の大家、今泉力哉監督。今回は、好きになったら即告白の行動派の映画だけど、それって身勝手じゃないの。<ちゃんと好き>ってマジ難しいっす。
恋愛

『夜が明けるまで』考察とネタバレ|お弁当がなくても巡り合う時はある

ロバート・レッドフォードとジェーン・フォンダの共演は 『出逢い』以来39年ぶり。年老いた一人暮らしの男女の恋愛物、いくつになっても男は女に翻弄されるもの。
青春

『宮本から君へ』考察とネタバレ|自己満足したいだけじゃね?

むせ返るほどの熱量がある。池松壮亮も蒼井優も、原作に心底惚れぬいた役者ならではの、気迫がある。それこそ、湯を沸かすほどの熱い何かが、本作に注がれている。
ドラマ

『ひとよ』考察とネタバレ|一夜、それは母の覚悟の選TAXI

我が子のために犯行に及んだ母親の出所を素直に迎えられない子供たちにモヤモヤ。それぞれ、夢を諦めたり、世間の非難を受けたり、つらい思いをしてきたのだろうけど。
スポーツ、ゲーム

『フォードVSフェラーリ』今更レビュー|敵はイタリアでなく自陣にあり

王者フェラーリに挑んで一泡吹かせてやる無名の挑戦者の物語の様だが、大企業病のフォードこそ自動車業界の雄。敵はイタリアでなく、自陣にあり。
アクション

『ボーダーライン ソルジャーズデイ』考察とネタバレ|愛していると言ってくれ

ベニチオ・デル・トロとジョシュ・ブローリンは続投。火薬量も大幅増量で路線変更だが、これもアリだ。手話は使うが、愛しているとは言ってくれない。
アクション

『ボーダーライン』考察とネタバレ|国境の長いトンネルを抜けると墨国だった

麻薬カルテル殲滅のため、FBIの常識を捨て、超法規的措置の世界に足を踏み入れる女捜査官。その葛藤とメキシコとの国境、どちらもボーダーライン。
アクション

『タイラーレイク 命の奪還』考察とネタバレ|ソーは生身の人間でも凄い

この男、アズガルドの王子でもなく無敵のハンマーもないが、生身の人間とは思えぬ。報酬目的で救うだけのはずだった少年といつしか絆がめばえ、一肌脱いで大暴れ。
ファンタジー

『嵐電』考察とネタバレ|紫のきつねと緑のたぬきの京都版銀河鉄道の夜

紫のきつねと緑のたぬきが化かし合う、京都版銀河鉄道の夜。この町には、不可思議な出来事がおきても、許される空気がある。井浦新のファンタジーも面白い。
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