2010s 映画レビュー | ページ 13 | シネフィリー

2010s 映画レビュー

クライム

『悪人』今更レビュー|公開から10年、吉田修一の最高傑作の座は譲っていない

10年経っても吉田修一原作映画の最高傑作の座は揺るがず。李相日監督作品。微笑まない金髪の妻夫木が、愛にひたむきな深津が魅せる。
007シリーズ

『007 スペクター』ボンド一気通貫レビュー24|敵は皆タコのマークの構成員

新たなMの登場、MI6組織崩壊の危機、そしてペルシャ猫を抱く悪党プロフェルド。シリーズ集大成的なダニエル・クレイグのボンド4作目。
007シリーズ

『007 スカイフォール』ボンド一気通貫レビュー23|ただの地名ですよね

シリーズ50周年記念作はサム・メンデス監督に悪役ハビエル・バルデムという豪華な布陣。ボンドもチームプレイの時代になったか。
ドラマ

『こっぴどい猫』考察とネタバレ|小っ酷い批評を覚悟で作った作品なのか

モト冬樹生誕60周年記念作品を、どういう訳か今泉力哉監督が撮る。現実とは残酷なものと知る群像劇。これが60歳の記念になったのかが気になる。
MARVEL

『キャプテンアメリカ ウィンターソルジャー』MCU一気通貫レビュー09

ヒーロー勢ぞろいとはまた違う、ポリティカル・スリラーの面白味もたまにはいい。キャプテンアメリカ/ウィンターソルジャー。
スリラー

『新感染 ファイナルエクスプレス』考察とネタバレ|ゾンビはうまく歌えない

感染ものはゴメンだが、こいつは興奮の痛快傑作サバイバルパニック。笑えて、怖くて、最後には泣ける。これ以上に何を望むのか。
MARVEL

『マイティソー ダークワールド』MCU一気通貫レビュー08

前作にあった北欧神話の格調と遠距離恋愛の切なさは、本作では随分控えめに。赤い液体エーテルの性質と見かけが、物語を難解にしている。
アクション

『ザ ファブル』考察とネタバレ|腐敗した奴らを除菌消臭する殺し屋の寓話

6秒で仕留める伝説の殺し屋ファブルが殺しを封印。岡田准一はコミカルな役でも強い。そしてあまりに美しいアクション。誰か彼の目出し帽を剥ぎ取って、素顔をみせてくれ。
アクション

『SHADOW/影武者』考察とネタバレ|チャン・イーモウの新解釈・三国志

これぞチャン・イーモウ監督の美学。水墨画のような色彩に舞うようなアクション。魅了されっぱなしだ。その人なしでも、影はある。
MARVEL

『アイアンマン3』MCU一気通貫レビュー07

『アベンジャーズ』の興奮も冷めぬ燃え尽き症候群の中、一体どんな作品なら満足が得られるというのか。そんな苦悩が滲み出ている三作目。
ドラマ

『チチを撮りに』今更レビュー|念のために言っておくが家族ドラマである

中野量太監督の初長篇。幼い頃に家を出た父の死に顔を撮りに、田舎まで出向く姉妹が出会う父の親族。
MARVEL

『アベンジャーズ』MCU一気通貫レビュー06

日本よ、ここが、ひとつの到達点だ。全部入りの満足感がハンパない。ここまでエンタメ志向の大サービスには、敬意を表する。
MARVEL

『キャプテンアメリカ ザファーストアベンジャー』MCU一気レビュー05

満を持してようやく登場のキャップ。大戦の歴史からしっかり描く作り手の真摯な姿勢。改造前の貧弱な肉体の方が合成という逆転の発想。
MARVEL

『マイティソー』MCU一気通貫レビュー04

クリス・ヘムズワースの能天気な豪傑ぶりとトム・ヒドルストンのダークヒーローぶりの対比が冴える、北欧神話とMCUのコラボ企画。
MARVEL

『アイアンマン2』MCU一気通貫レビュー03

トニー・スタークの人格破綻ぶりが凄いので、一度ウォーマシンに叩きのめされて更生してほしい。ミッキー・ロークの薄汚れたヴィラン、ウィップラッシュが渋くてクール!