シネフィリー・ステディ・ゴー! | ページ 70
ドラマ

『蜜蜂と遠雷』考察とネタバレ|音楽の神様に愛される者、映画の神様は?

音楽の神様に愛される者を、映画の神様も愛してくれるだろうか。一音一音を文字に書き起こした恩田陸渾身の原作を、どう映像化するか。
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『知らない、ふたり』考察とネタバレ|一目惚れが連鎖するイケメンの町

今泉力哉監督、今回は一目惚れと告白の美学か。<知らない>の後の句読点はいろいろな意味に取れる。観終わった後の幸福感がいい具合。
ドラマ

『ごっこ』今更レビュー|疑似父娘でもこれは引く。泣く映画ごっこ、ちゃうぞ

見るべきは子役の平尾菜々花の眼力あふれる名演技。映画の方は、泣くための準備は十分にできていたのだが、いくら疑似父娘でもこれは引くわ。
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『パンとバスと2度目のハツコイ』考察とネタバレ|それは無敵な片想い

パン屋の女子とバス運転手の男子。片思い映画の達人、今泉力哉監督の得意分野。スキにならずにスキでいる、それは無敵な片想い。
クライム

『静かなる叫び』考察とネタバレ|ヴィルヌーヴ幻の問題作は万人受けしない

ヴィルヌーヴ初期の問題作。フェミニズムを憎悪する犯人が、教室内の女学生だけを残し銃撃する、実際に起きた痛ましい事件。美しく描くことに賛否両論あり。
ドラマ

『30年後の同窓会』考察とネタバレ|三羽のおっさんカモメの同期会だな

50歳のスタンド・バイ・ミーと言われれば、納得のやんちゃぶりと友情。バカをやる友人は大切だなあ。
コメディ

『ルディレイムーア』考察とネタバレ|ラップ界の村西監督かきみまろか

エディー・マーフィー、過激な漫談を吹き込んだアルバムを茶封筒に入れて、レコード店で密売する姿は『全裸監督』か。録音漫談がきみまろのように口コミでブレイク。
クライム

『タロウのバカ』考察とネタバレ|終始絶叫している映画はどうも生理的に苦手

愛された記憶も戸籍もない少年が本能の駆られるままに生きていくと、何を考え、どう成長していくのか。
クライム

『ザ・レポート』考察とネタバレ|こんな映画が公開できる国であってほしい

アダム・ドライバーが演じる米国上院職員が、CIAによる「強化尋問プログラム」という名の拷問を徹底追及する
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『さらば冬のかもめ』考察とネタバレ|護衛官と囚人の奇妙な友情

シンプルな脚本でも、映画は面白くなる。ジャック・ニコルソンが若い!罪を犯した新兵と海軍刑務所に護送する下士官の二人に、道中で奇妙な友情が芽生える。
アニメ

『失くした体』考察とネタバレ|口ほどにものを言う<手っちゃんの冒険>

「手」が無言のパリ冒険。流麗な動きと風景描写の美しさ、臨場感溢れる効果音。
ホラー

『ベルベットバズソー 血塗られたギャラリー』考察とネタバレ|アート業界恐え

ギルロイ監督にジェイク・ギレンホールで『ナイト・クローラー』の再来か。カネと欲望のアート業界、気づけばスタイリッシュなホラーの様相。
コメディ

『ショーンオブザデッド』考察とネタバレ|ドーンでも羊でもないゾンビ映画

エドガー・ライト監督にサイモン・ペグら豪華おバカ映画メンバーによる、ゾンビ愛に満ちたコメディ。ドーンでもひつじでもない、笑えるけど真面目なゾンビ映画。
ドラマ

『ブルーアワーにぶっ飛ばす』考察とネタバレ|夏帆とウンギョンの爆笑トーク

夜明けの田舎道を「ぶっ飛ばせ」ではなく「ぶっ飛ばす」のは夏帆か。後輩シム・ウンギョンとの漫才じみた掛け合いがめちゃ楽しい、茨城までの小ロードムービー。
クライム

『プリズナーズ』考察とネタバレ|逃げた家にはあなたもいた

ヴィルヌーヴ監督の傑作。野獣化するヒュー・ジャックマンと孤高の刑事ジェイク・ギレンホール。神を信じる者と従わぬ者、そして異教者が対立する。