アクション 『インファナルアフェア2 無間序曲』今更レビュー|無間地獄の蓋は開かれた 前作から遡ること11年、時は香港返還。一国二制度の幕開けの裏で、サムは闇社会の頂点にのし上がる。 2020.08.08 2023.11.04 2000s 映画レビューアクション香港
ドラマ 『旅のおわり世界のはじまり』今更レビュー|黒沢版サウンドオブミュージック 随所に黒沢清監督作品の不穏な空気が漂うが、いつもの作品とはやや毛色が違う。ウズベキスタンで現地レポートを撮る撮影クルー。歌姫として絶唱する前田敦子。 2020.08.07 2024.08.10 2010s 映画レビュードラマ日本
恋愛 『ラストレター』考察とネタバレ|Love Letterから25年待ってました 頭から尻尾まで岩井俊二が詰まってる幸福。甘酸っぱい青春は取り戻せない。大人の階段はつらく険しい。 2020.08.06 2020 映画レビュー恋愛日本
戦争・反戦 『ジョジョラビット』考察とネタバレ|ジョジョ立ちするのはアドルフばかり ジョジョ立ちするのはアドルフばかり。風刺が効いた不謹慎な笑いの前半から、敗戦濃厚になる後半で様相を変える、笑って泣ける反戦映画。 2020.08.05 2020 映画レビューアメリカ戦争・反戦評点★★★★☆以上
青春 『惡の華』考察とネタバレ|クソムシにも五分の魂 悪の華。型破りな青春変態映画!クラスの女子に弱みを握られ奴隷になる伊藤健太郎が、アブノーマルに覚醒。 2020.08.04 2024.08.10 2010s 映画レビュー日本青春
アクション 『インファナルアフェア』今更レビュー|呼び出しても現れなかった奴がイヌだ 呼び出しても現れなかった奴がイヌだ。リメイクには出せない味わい。トニー・レオンとアンディ・ラウに酔う、微塵の無駄もない102分で綴る傑作香港ノワール。 2020.08.03 2023.11.04 2000s 映画レビューアクション評点★★★★☆以上香港
ドラマ 『リチャードジュエル』考察とネタバレ|政府が有罪といったら無罪の証拠だ クリント・イーストウッドが描く過熱報道が犠牲者を生む社会。爆弾発見の英雄から一夜にして自己顕示欲の強い容疑者に祭り上げられる展開は、観ていて恐ろしい。 2020.08.02 2020 映画レビューアメリカドラマ
恋愛 『劇場』考察とネタバレ|まだ死んでないよ。でも、どこまで持つだろうか 芝居の夢を追いかける男女が苦楽を共にするではない。前衛的な演劇が空回りして世間に酷評される小劇団の男の自棄的な半生。まだ死んでないよ。でも、どこまで持つだろうか。 2020.08.01 2020 映画レビュー恋愛日本
恋愛 『恋恋風塵』考察とネタバレ|若者の恋心は、塵のように軽く頼りないもの 台湾の山村の起伏に富んだ集落、豊かな緑や渓谷にかかる吊り橋。素朴ながら研ぎ澄まされた映像にホウ・シャオシェンの技が冴える。若者の純粋で淡い恋が風塵に舞う。 2020.07.31 1980s 映画レビュー台湾恋愛評点★★★★☆以上
アクション 『初恋』考察とネタバレ|三池崇史監督、恋愛ものでもバイオレンス健在 ありきたりなスポーツ&恋愛映画の筈がない。バイオレンスで、笑えて泣かす。三池崇史監督の新たな代表作。ボクシング映画かと思えば歌舞伎町の路地裏で生首が転がる。 2020.07.30 2020 映画レビューアクション日本評点★★★★☆以上
青春 『鬼灯さん家のアネキ』今更レビュー|ハートウォーミングなエロ路線 今泉力哉監督が、エロ路線ながらもハートウォーミングという、難しい境地を目指す。 2020.07.29 2024.08.10 2010s 映画レビュー日本青春
恋愛 『COLD WAR あの歌、2つの心』考察とネタバレ|モノクロ映画に音楽の色彩 冷戦下ポーランドの音楽舞踊団。運命に引き裂かれ激しく燃える恋。情感をこめて歌う<ふたつの心>。 2020.07.28 2024.08.15 2010s 映画レビューポーランド恋愛
ファンタジー 『ボーダー 二つの世界』考察とネタバレ|異なる世界の間には境目が必要なのか 不審者を嗅ぎ分ける、獣のような風貌の税関の女。幼虫を運ぶ怪しい旅行者との不思議な魂の通じ合い。スウェーデンの自然と伝承が織りなすダークファンタジー。 2020.07.27 2010s 映画レビュースウェーデンファンタジー
アクション 『オールドガード』考察とネタバレ|まさに百年の孤独、不死身は幸福か 特殊部隊を率いて敵と戦うシャーリーズ・セロン。何百年も人類の歴史の裏で暗躍してきたメンバー、不死身ゆえの孤独と虚しい戦果。意味はあるのか、この戦いに。 2020.07.26 2020 映画レビューNETFLIXアクションアメリカ
青春 『君に届け』考察とネタバレ|いつか君に届くかな、大きくなったこの気持ちが 三浦春馬の爽やかな笑顔に、多くの人々が魅了されたことだろう。心が温まる珠玉の一本。そして、<貞子>に負けない眼力の多部未華子の、ピュアで真っ直ぐな思い。 2020.07.25 2010s 映画レビュー日本評点★★★★☆以上青春