1970s 映画レビュー

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青春

『夏の妹』今更レビュー|シルバー仮面を歌ってる彼はアイアンキングだから

返還の年に公開された、当時のリアルな沖縄の姿。腹違いの兄を探す娘。青春映画と反戦映画が混然一体となったような、大島渚監督の異色作。
ドラマ

『儀式』今更レビュー|大島渚版<華麗なる一族>の繰り返す冠婚葬祭

戦後25年、なおも続く家長制度に縛られて、もがきながら生きる若者たち。大島渚による戦争の総括が、冠婚葬祭の儀式の形を借りて描き出される。
サスペンス

『瞳の中の訪問者』今更レビュー|宍戸錠の「ブラック・ジャックもよろしく」

大林宣彦+手塚治虫の最強タッグ。公開当時は衝撃的でも時代が追い付いた。ここまで真剣に手塚作品を実写化した監督がいただろうか。
コメディ

『金田一耕助の冒険』金田一耕助の事件簿①|<瞳の中の〇>は大林映画の鬼門

古谷一行のTV版金田一を愛し、尾道三部作を愛する私には、何十年も怖くて見られなかった大林作品。パロディの連発に忙しく、誰もストーリーに関心を払わない怪作。
ホラー

『HOUSE』今更レビュー|生首っ、生首っ、生首よ! え、早口ことば?

大林宣彦監督の劇場用映画第一弾。伝説はここから始まった。実験的精神と遊び心に溢れる笑えるホラー。苦手な人は見向きもしないだろうが、好きな人にはたまらない。
ドラマ

『さらば冬のかもめ』考察とネタバレ|護衛官と囚人の奇妙な友情

シンプルな脚本でも、映画は面白くなる。ジャック・ニコルソンが若い!罪を犯した新兵と海軍刑務所に護送する下士官の二人に、道中で奇妙な友情が芽生える。
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