1.公開年別 | ページ 68 | シネフィリー

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ドラマ

映画『真実』考察とネタバレ|是枝監督がフランスで描く『そして母になる』

是枝監督初の海外製作。フランス映画界の顔カトリーヌ・ドヌーヴとジュリエット・ビノシュの初共演。イーサン・ホークを潤滑油に使う贅沢な配役。
ドラマ

『紀子の食卓』考察とネタバレ|あなたは、あなたの関係者ですか?

園子温監督の野心作。過激と狂気の廃墟ドットコムをのびやかに生きぬく、吹石一恵と吉高由里子の姉妹。あなたは、あなたの関係者ですか。
ラブコメ

『隠れビッチやってました』考察とネタバレ|告白させるまでがゲームなの

佐久間由衣を主演に持ってきた時点で作戦勝ち。初主演作でこのビッチを熱演する意外性に萌える。告白させるまでがゲーム、あとは鼻ほじりながら男を振るだけ。
ファンタジー

『ラストクリスマス』考察とネタバレ|ワム!の歌詞の意味が深い

達郎・マライアとともに定番のワム!のXmas曲で、今さら映画作るか?と思ったら、意外と心を打つ。なるほど去年のクリスマスか、タイトルに偽りなし。
スリラー

『自殺サークル』考察とネタバレ|いっせ~の〜せ!新宿駅女子高生集団飛込

今ならホームドアで防げるか、新宿駅女子高生54人集団飛込自殺。様々な制服の女高生が手をつなぎ『いっせーのせ!』こんな映画、公開していいのかと心配になる。
恋愛

『mellow メロウ』考察とネタバレ|お花屋さんずラブは玉砕覚悟で攻める

こんなに甘ったるい花屋いるのか?おまけに邦画史上最高の美人店主のラーメン屋。告白は玉砕覚悟で立ち向かうスポーツだ。今泉力哉監督の今イズムここに極まれり。
ラブコメ

『サッドティー』考察とネタバレ|<ちゃんと好き>ってマジ難しいっす

片想い映画の大家、今泉力哉監督。今回は、好きになったら即告白の行動派の映画だけど、それって身勝手じゃないの。<ちゃんと好き>ってマジ難しいっす。
恋愛

『夜が明けるまで』考察とネタバレ|お弁当がなくても巡り合う時はある

ロバート・レッドフォードとジェーン・フォンダの共演は 『出逢い』以来39年ぶり。年老いた一人暮らしの男女の恋愛物、いくつになっても男は女に翻弄されるもの。
ドラマ

『ヤンヤン 夏の想い出』考察とネタバレ|窓反射と人物遠景の映像美

一コマ一コマが脆く美しい。なぜ人は初めてを恐れるのか。誰も繰り返しを望んでいる訳ではないのに。エドワード・ヤン監督の窓反射と人物遠景の映像美。
ホラー

『カリスマ』考察とネタバレ|世界の法則を回復させよう、枯れスマに花を

黒沢清監督と役所広司によるホラー。人質と犯人両方を死なせた刑事の自責の念が、<世界の法則を回復すること>に自分を駆り立てる。
青春

『宮本から君へ』考察とネタバレ|自己満足したいだけじゃね?

むせ返るほどの熱量がある。池松壮亮も蒼井優も、原作に心底惚れぬいた役者ならではの、気迫がある。それこそ、湯を沸かすほどの熱い何かが、本作に注がれている。
ドラマ

『ひとよ』考察とネタバレ|一夜、それは母の覚悟の選TAXI

我が子のために犯行に及んだ母親の出所を素直に迎えられない子供たちにモヤモヤ。それぞれ、夢を諦めたり、世間の非難を受けたり、つらい思いをしてきたのだろうけど。
スポーツ、ゲーム

『フォードVSフェラーリ』今更レビュー|敵はイタリアでなく自陣にあり

王者フェラーリに挑んで一泡吹かせてやる無名の挑戦者の物語の様だが、大企業病のフォードこそ自動車業界の雄。
アクション

『ボーダーライン ソルジャーズデイ』考察とネタバレ|愛していると言ってくれ

ベニチオ・デル・トロとジョシュ・ブローリンは続投。火薬量も大幅増量で路線変更だが、これもアリだ。手話は使うが、愛しているとは言ってくれない。
クライム

『スペンサーコンフィデンシャル』考察とネタバレ|ワンダーランドだぜ

マーク・ウォールバーグの悪徳警官吊るし上げ系のマジメなクライム・アクション。