アクション 『悪女 AKUJO』考察とネタバレ|どう撮ったのか想像もつかないアクション 長回し50人斬りのヒロイン殴り込みに冒頭から度肝を抜かれる。韓流色恋とド派手アクションの融合。どうやって撮ったのか想像もつかないアクションてんこ盛り。 2020.11.08 2010s 映画レビューアクション評点★★★★☆以上韓国
ドラマ 『泥の河』今更レビュー|これは日本版ノマドライフなのかもしれない 小栗康平監督のデビュー作。もはや戦後ではない大阪の河辺、二人の少年の友情と隔たりを瑞々しく描く。子供たちの表情も豊かでよいが、見守る大人たちの優しさも好き。 2020.10.30 1980s 映画レビュードラマ日本評点★★★★☆以上
ドラマ 『ストーリーオブマイライフ わたしの若草物語』考察とネタバレ グレタ・ガーウィグ監督とシアーシャ・ローナンの息の合ったタッグ。原作を尊重しつつ、古臭さを感じさせないアレンジは見事。四姉妹の持ち味と家族愛に感極まる。 2020.10.24 2020 映画レビューアメリカドラマ評点★★★★☆以上
アニメ 『この世界の(さらにいくつもの)片隅に』今更レビュー コトリンゴの曲と<のん>のほんわかした広島弁。(さらにいくつもの)シーンを追加し味わいの増した長尺版で、もう一度すずのいる世界へ飛び込もう。 2020.10.23 2010s 映画レビューアニメ日本評点★★★★☆以上
ファンタジー 『凱里ブルース』考察とネタバレ|ビーガンの時間の戻し方はノーランと違う 中国映画の進化を体感しよう。新進のビー・ガン監督デビュー作凱里(かいり)ブルース。美しく不思議に流れる時間が心地よい。旅の途中で、男は不思議な時空の村に迷い込む。 2020.10.17 2020 映画レビューファンタジー中国評点★★★★☆以上
恋愛 『愛がなんだ』考察とネタバレ|中目黒の路上ラップで恋敵をディスる 今泉力哉と角田光代のタッグで、正解のない恋の世界へ誘う。ストーカーっぽい岸井ゆきのがハマリ役。愛とか恋とかを余裕で超越している話は、恋愛ものといえるのか。 2020.10.12 2010s 映画レビュー恋愛日本評点★★★★☆以上
ファンタジー 『異人たちとの夏』今更レビュー|地下鉄やワゴンに乗らずとも亡き親に会える 死んだはずの両親と楽しく過ごす四畳半。泣ける大林宣彦監督作品、山田太一の浅草愛。チャキチャキの江戸っ子の父・鶴太郎、聖母のような秋吉久美子が注ぐ愛情。 2020.10.10 1980s 映画レビューファンタジー日本評点★★★★☆以上
SF 『TENET テネット』考察とネタバレ|これぞ脳トレ映画、脳年齢を若返らせろ 時間を逆行することを、こんなに長い時間、真剣に考えたことはかつてない。 2020.10.03 2025.05.03 2020 映画レビューSFアメリカ評点★★★★☆以上
戦争・反戦 『ダンケルク』考察とネタバレ|英国人はこの<名誉ある撤退>を忘れない ノーラン監督が名誉ある撤退を映画化。個人の目線で捕えた戦争の迫力と悲惨さ。 2020.09.19 2025.05.19 2010s 映画レビューアメリカ戦争・反戦評点★★★★☆以上
サスペンス 『メメント』今更レビュー|10分前何してた?今や私も日常的に自問自答する 短期記憶を持続できない男が亡き妻の復讐に挑む。全編時間を遡る構成は今なお斬新。 2020.09.15 2025.05.15 2000s 映画レビューアメリカサスペンス評点★★★★☆以上
SF 『ガタカ』今更レビュー|題名は覚えにくいけど知る人ぞ知る傑作SF 題名は覚えにくいけど、知る人ぞ知る傑作SF。20年前はSF映画だった。今ではもう、現実社会を描いた作品に思える。 2020.09.13 1990s 映画レビューSFアメリカ評点★★★★☆以上
SF 『インターステラー』考察とネタバレ|トイレの神様ではなく本棚の神様 ご都合主義と言いたい奴は言え。父と娘の信頼の絆は重力と同様に時間の壁を超えるのだ 2020.09.10 2025.05.10 2010s 映画レビューSFアメリカ評点★★★★☆以上
SF 『月に囚われた男』今更レビュー|私なら南極料理人も同行させたい 3年契約で月の裏側にひとり単調な労働。話し相手はAIのみ。未見な人が羨ましいSF佳作。サム・ロックウェルの一人芝居だが、まったく飽きさせない。 2020.09.07 2000s 映画レビューSFイギリス評点★★★★☆以上
コメディ 『カツベン!』考察とネタバレ|花の巴里〜か倫敦か。春、東映のローマンス 無声映画の脇で名調子を謳い上げ、映画に息を吹き込んだ活動弁士。日本固有の文化を周防監督が喜劇に。成田凌に黒島結菜の共演が、ドタバタ喜劇に味わいをもたらす。 2020.09.04 2024.08.31 2020 映画レビューコメディ日本評点★★★★☆以上
ホラー 『CURE』考察とネタバレ|癒しを求める人々の心の隙に伝道師がつけ入る 黒沢清と役所広司の最強タッグのホラーはここから始まる。癒しを求めて、人は伝道師の罠に落ちていく。黒沢ホラーの真骨頂、サイコホラーの真髄を体感せよ。 2020.08.29 2024.06.14 1990s 映画レビューホラー日本評点★★★★☆以上