2021-05

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SF

『遊星からの物体X』今更レビュー|もうスペアリブはムリだわ(南極料理人)

ジョン・カーペンター監督によるSFホラーの傑作。閉ざされた南極の基地に、擬態する正体不明の敵。40年近く前の作品でも、怖いものは怖い。
ファンタジー

『ベルリン 天使の詩』今更レビュー|うちのカミさんじゃなく神様の物語

ヴィム・ヴェンダース監督の代表作、かつてのミニシアター系ロングランヒット作。芸術性の高さとハートウォーミングな物語を見事に両立させた手腕はさすが。
ドラマ

『海炭市叙景』今更レビュー|佐藤泰志原作の函館映画シリーズ①

佐藤泰志の原作映画化の歴史はここから始まった。函館を舞台にした架空の町・海炭市で人々が織りなすドラマを、熊切和嘉監督が切れ味よく描き出す。
ドラマ

『サウンドオブメタル 聞こえるということ』今更レビュー|嵐呼ぶ筆談ドラマー

聴覚を失ったドラマーがもがき苦しんだ先に出会ったデフ・コミュニティ。アカデミー賞音響賞獲得のサウンドエフェクトを、ヘッドフォンで体験しよう。
ドラマ

『ファーザー』考察とネタバレ|パリなんて英語も話せない連中が暮らす街

認知症を患った父アンソニー・ホプキンスと、支える娘オリヴィア・コールマン。二人の名優が作り出す、泣かせようとしないドラマが胸にせまる。
ドラマ

『ホテルローヤル』考察とネタバレ|ご休憩二時間 3,800円でミカン付き〼

桜木紫乃の直木賞原作を『全裸監督』の武正晴監督が映画化。波瑠が大人の玩具を手にするラブホの一人娘役だなんて、想像がつかない。
青春

『フェリーニのアマルコルド』今更レビュー|生誕100年勝手に後夜祭③

イタリアの誇る巨匠フェデリコ・フェリーニ監督が、生涯忘れられないと話す、自身の少年時代を回想して描いた、港町リミニでのある一年の物語。
青春

『天然コケッコー』今更レビュー|そのシャツくれんかの?チューしてもええよ

全校生徒六人の過疎村の学校に東京のイケメンさんが転校。夏帆と岡田将生の初主演、くらもちふさこの原作漫画を山下敦弘監督が映画化。
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『空に住む』考察とネタバレ|ストレスでやられた猫の気持ちだけは共感できた

三代目 J SOUL BROTHERSによる同名曲、作詞家・小竹正人の原作小説の世界観から生まれた映画。青山真治監督の長編作品。
ミステリ―

『重力ピエロ』今更レビュー|何だよ遺伝子関係ないじゃん!

伊坂幸太郎の直木賞候補ベストセラーを森淳一監督が映画化。加瀬亮と岡田将生の兄弟設定が原作とぴったりハマる。映画ならではのアレンジも豊富。
MARVEL

『スパイダーマン ファーフロムホーム』MCU一気通貫レビュー23

トニーがいなくなったのは寂しいが、ピーターの自立と成長を促す結果となるとは。エンドゲーム後の疲れた心と体にはもってこいのエンタメ作品。ファーフロムホーム。
クライム

『ストレイドッグ』考察とネタバレ|本当にニコール・キッドマンか?

ニコール・キッドマンが女優人生初の刑事ものに挑む。LA市警を舞台に70年代の警察ノワール映画の雰囲気が漂う。本当に彼女なの?
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『ブエノスアイレス』今更レビュー|俺たちハッピーにトゥギャザーしようぜ

鬼才ウォン・カーウァイ監督がレスリー・チャンとトニー・レオンで撮った、男同士の愛の形。やり直そう、その言葉に俺は弱い。
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『街の上で』考察とネタバレ|書は捨てず下北沢に出よう

オール下北沢ロケで贈る今泉力哉監督久々の群像恋愛映画。若葉竜也の低音ならぬ低温の魅力。男女二人が夜通し恋バナを語り合う不思議な雰囲気がいい。
MARVEL

『アベンジャーズ エンドゲーム』MCU一気通貫レビュー22

前作でサノスに赦した指パッチン攻撃で全人口は半分に。もう負けられない土壇場の最終戦。長い長いインフィニティ・サーガがついに終焉を。
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