2020年12月 | シネフィリー・ステディ・ゴー!

2020-12

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MARVEL

『マイティソー ダークワールド』MCU一気通貫レビュー08

前作にあった北欧神話の格調と遠距離恋愛の切なさは、本作では随分控えめに。赤い液体エーテルの性質と見かけが、物語を難解にしている。
青春

『アルプススタンドのはしの方』考察とネタバレ|観客席すみっコぐらしの青春

高校の演劇部が作り大会で優勝した戯曲を映画化。野球ではなく野球応援ドラマ。これもまた青春。グラウンドには一度も目も向けず、スタンドのはしの方を撮り続けるカメラの潔さ。
恋愛

『ロマンスドール』考察とネタバレ|空気人形の時代から業界は技術革新してた

スパイの妻ならぬ、ラブドール職人の妻。高橋一生が魂を吹き込んだ人形は、蒼井優に似るのだろうか。タナダユキ監督自身が書いた原作小説を満を持して映画化。
ミュージカル、音楽

『ザ・プロム』考察とネタバレ|米国人ってどんだけプロム好きなのよ?

レズの恋人とプロムに行けない女子高生の応援に、落ち目のミュージカル俳優が田舎町まで出向いてくるなんて!
ドラマ

『もみの家』考察とネタバレ|硬いもみの殻を破らなければ成長はない

不登校の16歳少女が、自立支援組織の共同生活で硬い殻から解放されていく。南沙良好演。富山の厳しくも美しい自然で、野菜作りに励む日々。
アクション

『ザ ファブル』考察とネタバレ|腐敗した奴らを除菌消臭する殺し屋の寓話

6秒で仕留める伝説の殺し屋ファブルが殺しを封印。岡田准一はコミカルな役でも強い。そしてあまりに美しいアクション。誰か彼の目出し帽を剥ぎ取って、素顔をみせてくれ。
アクション

『SHADOW/影武者』考察とネタバレ|チャン・イーモウの新解釈・三国志

これぞチャン・イーモウ監督の美学。水墨画のような色彩に舞うようなアクション。魅了されっぱなしだ。その人なしでも、影はある。
MARVEL

『アイアンマン3』MCU一気通貫レビュー07

『アベンジャーズ』の興奮も冷めぬ燃え尽き症候群の中、一体どんな作品なら満足が得られるというのか。そんな苦悩が滲み出ている三作目。
伝記・歴史

『天外者』考察とネタバレ|見返りも名声も求めなかった男・五代友厚

三浦春馬最後の主演。自由な夢を誰もが見られる国を目指し、幕末から明治を奔走した男・五代友厚。その誠実さ、芯の強さ、爽やかさが彼と重なる。
ドラマ

『チチを撮りに』今更レビュー|念のために言っておくが家族ドラマである

中野量太監督の初長篇。幼い頃に家を出た父の死に顔を撮りに、田舎まで出向く姉妹が出会う父の親族。
クライム

『ブルータルジャスティス』考察とネタバレ|100%アンチョビな展開

クレイグ・ザラー監督、常識の通用しない展開のバイオレンス・アクション。刑事二人の熱量の低いすれ違った会話が楽しい。
MARVEL

『アベンジャーズ』MCU一気通貫レビュー06

日本よ、ここが、ひとつの到達点だ。全部入りの満足感がハンパない。ここまでエンタメ志向の大サービスには、敬意を表する。
法廷

『シカゴ7裁判』考察とネタバレ|街中で血を流させろと拳をあげた

シカゴの民主党全国大会の傍でベトナム戦争の抗議運動を共謀した罪で起訴された七人の男の法廷ドラマ。
ホラー

『麗猫伝説』今更レビュー|火サスで放映大林監督+円谷プロの尾道映画

日テレ<火曜サスペンス劇場>の100回記念作品として放映の大林宣彦監督作品。入江たか子と実の娘の若葉がダブルキャストで演じる愛くるしい猫娘。
MARVEL

『キャプテンアメリカ ザファーストアベンジャー』MCU一気レビュー05

満を持してようやく登場のキャップ。大戦の歴史からしっかり描く作り手の真摯な姿勢。改造前の貧弱な肉体の方が合成という逆転の発想。
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