恋愛 『花様年華』ウォン・カーウァイ60’s一気通貫② ウォン・カーウァイ監督の傑作。トニー・レオンとマギー・チャンの燃える想い。これをダブル不倫映画とは言わせない。冴えるカメラワークと息をのむ美術設定。 2021.03.18 2000s 映画レビュー一気通貫レビュー恋愛評点★★★★☆以上香港
ドラマ 『ゆれる』考察とネタバレ|朽ちた欄干が持ちこたえることはあるだろうか 西川美和監督の代表作。渓谷にかかる吊り橋のように、オダギリジョーと香川照之の兄弟の間を揺れ動く心理と確執。真木よう子が初々しい。 2021.03.15 2000s 映画レビュードラマ日本評点★★★★☆以上
ドラマ 『ディアドクター』考察とネタバレ|家族に乾杯する人情話とは違う 西川美和監督が笑福亭鶴瓶とタッグ。山間の村の住民たちに信頼される唯一の診療所の医師の物語。平凡なヒューマンドラマではない、スジはある。 2021.02.28 2000s 映画レビュードラマ日本
ファンタジー 『Sweet Rain 死神の精度』今更レビュー|ブランド品買取人にしか見えん 伊坂幸太郎原作。金城武がスーツで白手袋だとブランド品買取業者にしかみえないが、死神なのだ。犬と字幕の処理にだいぶ違和感あり。 2021.02.13 2000s 映画レビューファンタジー日本
007シリーズ 『007 慰めの報酬』ボンド一気通貫レビュー22|前作の1時間後から延長戦 前作ラストの1時間後から始まる延長戦。なので前回の復習は必須。愛を捨て仕事に生きるボンドの人生観が形成されていく。 2021.01.15 007シリーズ2000s 映画レビューアクションイギリス一気通貫レビュー
007シリーズ 『007 カジノロワイヤル』ボンド一気通貫レビュー21|金髪碧眼、若気の至り ダニエル・クレイグの起用により、金髪碧眼のジェームズ・ボンドが登場。原点回帰で引き締まったストーリーとアクション。ロマンス度合いも濃厚。 2021.01.15 007シリーズ2000s 映画レビューアクションイギリス一気通貫レビュー
MARVEL 『インクレディブルハルク』MCU一気通貫レビュー02 エドワード・ノートン一度きりのブルース役が見られる貴重な作品。終盤の対決が大相撲マンハッタン場所のようになるのが残念だけど。 2020.11.23 2024.09.01 2000s 映画レビューMARVELアメリカヒーロー一気通貫レビュー
ミステリ― 『プレステージ』 考察とネタバレ|どんと来い瞬間移動。まるっとお見通しだ! ノーラン監督らしさ満載。二人の天才マジシャンが意地とプライドをかけ瞬間移動で勝負。観客は心のどこかで騙されたがっている。これぞグレイテスト・ショーマン対決。 2020.11.22 2000s 映画レビューアメリカミステリ―評点★★★★☆以上
MARVEL 『アイアンマン』MCU一気通貫レビュー01 全ては、なぜかこの男から始まった。本作を皮切りに、何十本という作品と、数え切れないアメコミ・ヒーローたちが一つの物語を編んでいくことを、誰が想像していたか。 2020.11.20 2024.09.01 2000s 映画レビューMARVELアメリカヒーロー一気通貫レビュー
恋愛 『愛のむきだし』考察とネタバレ|出会いまで90分そこに救済 4時間ぶっ通しのエロさとバカらしさの中でこそ引き立つ、真実の愛。園子温監督、まずはマリアに出会うまで1時間半、そこに救済がある、 2020.11.15 2000s 映画レビュー恋愛日本評点★★★★☆以上
ファンタジー 『天国の本屋〜恋火』今更レビュー|願いはかなう、想いは伝わる 慈愛に満ちた笑顔、毅然な態度に溌剌とした動作。忘れられない竹内結子の魅力溢れる傑作ファンタジー。ぽっかりと空いた喪失感を、この映画が少しでも埋めてくれたらいいのに。 2020.10.05 2024.08.07 2000s 映画レビューファンタジー日本
サスペンス 『メメント』今更レビュー|10分前何してた?今や私も日常的に自問自答する 短期記憶を持続できない男が亡き妻の復讐に挑む。全編時間を遡る構成は今なお斬新。ノーランの出世作。難解な映画を解き明かす先に、本当のだましが待っている。 2020.09.15 2000s 映画レビューアメリカサスペンス評点★★★★☆以上
SF 『月に囚われた男』今更レビュー|私なら南極料理人も同行させたい 3年契約で月の裏側にひとり単調な労働。話し相手はAIのみ。未見な人が羨ましいSF佳作。サム・ロックウェルの一人芝居だが、まったく飽きさせない。 2020.09.07 2000s 映画レビューSFイギリス評点★★★★☆以上
クライム 『顔』考察とネタバレ|役者は顔じゃないよ、ハートさ 殺人犯の逃亡劇を描いても、どこか滑稽さを感じさせる藤山直美の持味と、それを引き出す阪本順治監督。脇を固める常連メンバーの結束も固い。 2020.08.27 2000s 映画レビュークライム日本
ファンタジー 『マルコヴィッチの穴』考察とネタバレ|エレベータの階数表示ボタンが笑 カウフマンとスパイク・ジョーンズのコンビが描く秀逸なナンセンス。7と1/2階で降りたフロアに広がる天井高が半分の世界。そして人気俳優の脳内へ。 2020.08.25 2000s 映画レビューアメリカファンタジー