スリラー 『愛なき森で叫べ』考察とネタバレ|ピュアなハートの詐欺師、椎名桔平が最高 園子温監督の猟奇殺人事件と自主映画制作の合わせ技スリラー。実際に起きた事件がベース、信じられん。<ジョーと段平>ならぬ、<ジョーの桔平>の怪演が冴える。 2020.07.12 2010s 映画レビューNETFLIXスリラー日本
青春 『WE ARE LITTLE ZOMBIES』考察とネタバレ|ゾンビより怖い世代 両親を失った中学生がバンド結成。ゾンビのように感情起伏のない少年少女の会話のキレと情報量に圧倒。 2020.07.11 2024.09.11 2010s 映画レビュー日本青春
ドラマ 『恐怖分子』考察とネタバレ|それは静かに育ち、人の心に繁殖する 電話ひとつで人の心に恐怖の種は宿り、静かに育つ。早逝の鬼才エドワード・ヤン秀作。窓から現れる拳銃、壁一面に貼られた娘の写真、鳴り響く電話のベル、流れる水音。随所に監督の魂が宿る。 2020.07.10 1980s 映画レビュードラマ台湾評点★★★★☆以上
青春 『牯嶺街少年殺人事件』今更レビュー|236分の覚悟を決めよう、後悔はない 邦題が読めないのと時間の長さで、つい敬遠していた佳作。25年ぶりにデジタル・リマスター版公開に。236分の覚悟を決めよう、後悔はない。 2020.07.09 1990s 映画レビュー台湾評点★★★★☆以上青春
ドラマ 映画『真実』考察とネタバレ|是枝監督がフランスで描く『そして母になる』 是枝監督初の海外製作。フランス映画界の顔カトリーヌ・ドヌーヴとジュリエット・ビノシュの初共演。イーサン・ホークを潤滑油に使う贅沢な配役。 2020.07.08 2023.01.14 2010s 映画レビュードラマフランス
ドラマ 『紀子の食卓』考察とネタバレ|あなたは、あなたの関係者ですか? 園子温監督の野心作。過激と狂気の廃墟ドットコムをのびやかに生きぬく、吹石一恵と吉高由里子の姉妹。あなたは、あなたの関係者ですか。 2020.07.07 2024.06.01 2000s 映画レビュードラマ日本
ラブコメ 『隠れビッチやってました』考察とネタバレ|告白させるまでがゲームなの 佐久間由衣を主演に持ってきた時点で作戦勝ち。初主演作でこのビッチを熱演する意外性に萌える。告白させるまでがゲーム、あとは鼻ほじりながら男を振るだけ。 2020.07.06 2020 映画レビューラブコメ日本評点★★★★☆以上
ファンタジー 『ラストクリスマス』考察とネタバレ|ワム!の歌詞の意味が深い 達郎・マライアとともに定番のワム!のXmas曲で、今さら映画作るか?と思ったら、意外と心を打つ。なるほど去年のクリスマスか、タイトルに偽りなし。 2020.07.05 2010s 映画レビューアメリカファンタジー評点★★★★☆以上
スリラー 『自殺サークル』考察とネタバレ|いっせ~の〜せ!新宿駅女子高生集団飛込 今ならホームドアで防げるか、新宿駅女子高生54人集団飛込自殺。様々な制服の女高生が手をつなぎ『いっせーのせ!』こんな映画、公開していいのかと心配になる。 2020.07.04 2024.05.15 2000s 映画レビュースリラー日本
恋愛 『mellow メロウ』考察とネタバレ|お花屋さんずラブは玉砕覚悟で攻める こんなに甘ったるい花屋いるのか?おまけに邦画史上最高の美人店主のラーメン屋。告白は玉砕覚悟で立ち向かうスポーツだ。今泉力哉監督の今イズムここに極まれり。 2020.07.03 2020 映画レビュー恋愛日本
ラブコメ 『サッドティー』考察とネタバレ|<ちゃんと好き>ってマジ難しいっす 片想い映画の大家、今泉力哉監督。今回は、好きになったら即告白の行動派の映画だけど、それって身勝手じゃないの。<ちゃんと好き>ってマジ難しいっす。 2020.07.02 2010s 映画レビューラブコメ日本
恋愛 『夜が明けるまで』考察とネタバレ|お弁当がなくても巡り合う時はある ロバート・レッドフォードとジェーン・フォンダの共演は 『出逢い』以来39年ぶり。年老いた一人暮らしの男女の恋愛物、いくつになっても男は女に翻弄されるもの。 2020.07.01 2010s 映画レビューNETFLIXアメリカ恋愛
ドラマ 『ヤンヤン 夏の想い出』考察とネタバレ|窓反射と人物遠景の映像美 一コマ一コマが脆く美しい。なぜ人は初めてを恐れるのか。誰も繰り返しを望んでいる訳ではないのに。エドワード・ヤン監督の窓反射と人物遠景の映像美。 2020.06.30 2000s 映画レビュードラマ台湾評点★★★★☆以上
ホラー 『カリスマ』考察とネタバレ|世界の法則を回復させよう、枯れスマに花を 黒沢清監督と役所広司によるホラー。人質と犯人両方を死なせた刑事の自責の念が、<世界の法則を回復すること>に自分を駆り立てる。 2020.06.29 1990s 映画レビューホラー日本
青春 『宮本から君へ』考察とネタバレ|自己満足したいだけじゃね? むせ返るほどの熱量がある。池松壮亮も蒼井優も、原作に心底惚れぬいた役者ならではの、気迫がある。それこそ、湯を沸かすほどの熱い何かが、本作に注がれている。 2020.06.28 2010s 映画レビュー日本青春