ドラマ 『長いお別れ』考察とネタバレ|少しずつ忘れていくのも、少し死ぬこと 厳格な教育者だった父の認知症で、妻と娘たちは再び結束する。温かいユーモア精神が沁みる。新たな認知症映画のスタンダードだ。強面の山崎努がいい。 2020.11.12 2010s 映画レビュードラマ日本
ドラマ 『MOTHER マザー』考察とネタバレ|「誰も知らない」はまだ序の口 長澤まさみの新境地、救いのない毒親ぶりに圧倒される。そんな母を慕い、成長した息子が踏み外す人生。実に大森立嗣監督らしい切れ味。 2020.11.07 2020 映画レビュードラマ日本
サスペンス 『瞳の中の訪問者』今更レビュー|宍戸錠の「ブラック・ジャックもよろしく」 大林宣彦+手塚治虫の最強タッグ。公開当時は衝撃的でも時代が追い付いた。ここまで真剣に手塚作品を実写化した監督がいただろうか。 2020.11.04 1970s 映画レビューサスペンス日本
ミステリ― 『罪の声』考察とネタバレ|子供の声の再生テープの無機質な不気味さよ 日本中を震撼させた事件の脅迫電話の子供の声は、自分のものだと気づく男。星野・小栗のバディが新鮮!原作に負けず、映画化ならではの要素が随所に散りばめられている。 2020.11.02 2020 映画レビューミステリ―日本
ドラマ 『浅田家!』考察とネタバレ|実話ベースだと思うと、本物の写真集が見たい ただ家族写真を撮り続けるニノの演技に新境地を感じる。浅田家はほっこり温かい。脱力系コメディから、被災地の写真返却ボランティアと様変わりし、これぞ笑い泣き。 2020.11.01 2020 映画レビュードラマ日本
ドラマ 『泥の河』今更レビュー|これは日本版ノマドライフなのかもしれない 小栗康平監督のデビュー作。もはや戦後ではない大阪の河辺、二人の少年の友情と隔たりを瑞々しく描く。子供たちの表情も豊かでよいが、見守る大人たちの優しさも好き。 2020.10.30 1980s 映画レビュードラマ日本評点★★★★☆以上
恋愛 『東京公園』今更レビュー|東京の中心にあるのは公園ではなく皇居だと思う 東京の公園を巡り歩く人妻・井川遥を盗撮する三浦春馬。のんびり散歩で癒されたい人に合う青山真治作品。姉・小西真奈美や幼馴染・榮倉奈々との関係もいい。 2020.10.25 2024.06.21 2010s 映画レビュー恋愛日本
アニメ 『この世界の(さらにいくつもの)片隅に』今更レビュー コトリンゴの曲と<のん>のほんわかした広島弁。(さらにいくつもの)シーンを追加し味わいの増した長尺版で、もう一度すずのいる世界へ飛び込もう。 2020.10.23 2010s 映画レビューアニメ日本評点★★★★☆以上
サスペンス 『スパイの妻』考察とネタバレ|ヴェネツィア銀獅子賞受賞、お見事です 黒沢清監督初の歴史ドラマ。国家秘密を知り行動にでる男とその妻の運命。戦争前夜の神戸。洋装の妻・蒼井優、三つ揃えの夫・高橋一生、憲兵服の東出昌大が絵になる。 2020.10.22 2020 映画レビューサスペンス日本
恋愛 『愛がなんだ』考察とネタバレ|中目黒の路上ラップで恋敵をディスる 今泉力哉と角田光代のタッグで、正解のない恋の世界へ誘う。ストーカーっぽい岸井ゆきのがハマリ役。愛とか恋とかを余裕で超越している話は、恋愛ものといえるのか。 2020.10.12 2010s 映画レビュー恋愛日本評点★★★★☆以上
ファンタジー 『異人たちとの夏』今更レビュー|地下鉄やワゴンに乗らずとも亡き親に会える 死んだはずの両親と楽しく過ごす四畳半。泣ける大林宣彦監督作品、山田太一の浅草愛。チャキチャキの江戸っ子の父・鶴太郎、聖母のような秋吉久美子が注ぐ愛情。 2020.10.10 1980s 映画レビューファンタジー日本評点★★★★☆以上
ファンタジー 『天国の本屋〜恋火』今更レビュー|願いはかなう、想いは伝わる 慈愛に満ちた笑顔、毅然な態度に溌剌とした動作。忘れられない竹内結子の魅力溢れる傑作ファンタジー。ぽっかりと空いた喪失感を、この映画が少しでも埋めてくれたらいいのに。 2020.10.05 2024.08.07 2000s 映画レビューファンタジー日本
コメディ 『記憶にございません!』考察とネタバレ|もっと政界に斬り込む覚悟を! 支持率最低総理が記憶喪失になり、しがらみなく世直しに出る。毒気のない三谷コメディに乗れるかが鍵。中井貴一と佐藤浩市なら、もっと政界に斬り込んでほしかったけど。 2020.10.02 2010s 映画レビューコメディ日本
青春 『みんなエスパーだよ!』今更レビュー|グラビアアイドルだよ、の間違いだに ほぼ8割のシーンをパンチラと水着が埋め尽くすナンセンスSF。園子温監督なのに健康的なエロだに。おバカな笑いだらけの突き抜けたくだらなさがいい。 2020.10.01 2010s 映画レビュー日本青春
コメディ 『金田一耕助の冒険』金田一耕助の事件簿①|<瞳の中の〇>は大林映画の鬼門 古谷一行のTV版金田一を愛し、尾道三部作を愛する私には、何十年も怖くて見られなかった大林作品。パロディの連発に忙しく、誰もストーリーに関心を払わない怪作。 2020.09.18 1970s 映画レビューコメディ日本