シネフィリー・ステディ・ゴー! | ページ 2
ラブコメ

『横道世之介』今更レビュー|隙だらけの天使かよ

吉田修一の同名原作を沖田修一監督が見事に映像化。高良健吾と吉高由里子の奇跡のキャスティングによる青春グラフィティ。
007シリーズ

『007 黄金銃を持つ男』ボンド一気通貫レビュー09|または三つの乳首を持つ男

ロジャー・ムーアがボンドを演じるシリーズ9作目。ボンドガールはモード・アダムス、ブリット・エクランド。
ミステリ―

『女王蜂』金田一耕助の事件簿⑥|口紅にコウモリ

市川崑監督と石坂浩二の金田一耕助シリーズ第四弾。そろそろマンネリズムも限界に近くなってきた。
フランス

『蛇の道』考察とネタバレ|四半世紀を経て、その道を再び這う毒蛇が現れた

黒沢清監督が柴咲コウを主演に迎えてセルフリメイクしたサスペンス。加わった広がりと、失われたチープさ。さて、どう見るか。
ドラマ

『あんのこと』考察とネタバレ|大事なことなので三回言います

入江悠監督が実話をベースに書き上げた、どん底人生から這い上がろうとする少女とそれを支える刑事の物語。コロナの時代の描き方が秀逸。
ドラマ

『キリエのうた』考察とネタバレ|そこにエーテルはあるのかい?

アイナ・ジ・エンドという新たなディーバを迎え、歴代ヒロイン総動員で岩井俊二監督が放つキャリア集大成的な3時間の大作。MVとしては文句なしの出来だが…。
クライム

『かくしごと』考察とネタバレ|公務員じゃなくても飲酒運転はダメ、ゼッタイ

その嘘は、罪か、それとも愛か。あの夏、彼女と少年、そして父親の三人は確かに<家族>だった。杏が再び問いかける『真夏の方程式』。
ドラマ

『私の少女』今更レビュー|あしたの少女になる前に

チョン・ジュリ監督のデビュー作。ワケありの派出所長にぺ・ドゥナ、義父に虐待されている少女にキム・セロン。世代を超えた実力派女優のケミストリー。
恋愛

『アナログ』考察とネタバレ|スマホを持たないだけなのに

ビートたけし初の恋愛小説を、二宮和也と波瑠の主演で映画化。アナログな恋物語というのは、単に古めかしいメロドラマという意味なのか。
ファンタジー

『ウォンカとチョコレート工場のはじまり』考察とネタバレ|夢をみたら罰金か

『チャーリーとチョコレート工場』の天才ショコラティエ、ウォンカの若き日をティモシー・シャラメで映画化。前作より毒気控えめ甘さ多め。
ラブコメ

『からかい上手の高木さん』考察とネタバレ|初恋と書いてからかいと詠む

恋愛映画の名手・今泉力哉監督が山本崇一朗の人気コミックを実写映画化。西片と高木さんの10年後を描いた本作。からかい上手の初恋は100%片想いか。
バイオレンス

『マッドマックス フュリオサ』考察とネタバレ|復讐もちょちょぃのジョイやで

ジョージ・ミラーどこまでやるの!『マッドマックス怒りのデスロード』の前日譚。少女から女戦士に成長するフュリオサの細腕繁盛記ならぬ片腕復讐記。
コメディ

『カラオケ行こ!』考察とネタバレ|「リンダ リンダ リンダ」ならエモいんだが

中学生の合唱部長からカラオケ指導を受けるヤクザ。ありえない設定のコメディだが刺さるひとには刺さるらしいぞ。さあ、ご一緒に。紅だー!
ハードボイルド

『帰ってきたあぶない刑事』考察とネタバレ|探偵はハマにいる

『さらば あぶない刑事』で刑事卒業したはずのタカとユージが、まさかのカムバック。懐かしさとよせばいいのにのイタさ、どっちが胸に刺さるか。
スポーツ、ゲーム

『春に散る』考察とネタバレ|ボクシング映画、ここまでベタで委員会

沢木耕太郎のボクシング小説を瀬々敬久監督が映画化。佐藤浩市も渋いが、横浜流星の俊敏な動きと窪田正孝との対戦は見もの。ただ、ベタな展開に堪えられるか。