2010s 映画レビュー

恋愛

『グッドストライプス』今更レビュー|世の中には良い平行線もあるのだ

岨手由貴子監督の長編デビュー作。菊池亜希子と中島歩の倦怠期カップルが、でき婚を期に互いを理解し始める。
ヒーロー

『ダークナイトライジング』一気レビュー③|愛する者の為にマスクを着けろ

三部作堂々の完結編。新たな敵ベインは同じ組織で修行を積んだ身。そしてキャット・ウーマンは敵か味方か。ゴッサムに平和は訪れるのか。
青春

『ここは退屈迎えに来て』今更レビュー|橋本愛じゃ田舎娘に見えないわ

山内マリコのロードサイド小説を廣木隆一監督が映画化。橋本愛に門脇麦、成田凌の組み合わせには期待したけど、どうも共演ではなかった。
恋愛

『ふがいない僕は空を見た』今更レビュー|ムラマサの切れ味を確かめてみよ

窪美澄のベストセラーをタナダユキが映画化。コスプレ情事に耽る高校生と主婦。二人を取り巻く人々の心に渦巻く閉塞感と無力感。
コメディ

『鍵泥棒のメソッド』今更レビュー|半沢・大和田コンビの原点ここにあり

精密機械のような内田けんじの脚本に、堺雅人と香川照之の黄金コンビが応えた記憶喪失コメディ。そのウェルメイドな出来に驚くこと必至。
クライム

『スリービルボード』考察とネタバレ|怒りの広告を見よ

署長に向けた怒りのスリービルボード。こんなの走行中に見たくないけど。フランシス・マクドーマンドとサム・ロックウェルの圧巻の演技。
ドラマ

『ポテチ』今更レビュー|濱田岳の「そして息子になる」

伊坂幸太郎と中村義洋、そして濱田岳の黄金トリオによる、お馴染み仙台ロケの伊坂原作映画化。ちょっと今回は期待外れだったけど。
ファンタジー

『ミスペレグリンと奇妙なこどもたち』今更レビュー|バートン版X-MEN

ティム・バートン監督がエヴァ・グリーンを起用したダーク・ファンタジー。奇妙なこどもたちのキャラクターデザインが秀逸。
ドラマ

『湯を沸かすほどの熱い愛』今更レビュー|ホラーという勿れ

直球なタイトルに中野量太監督の覚悟をみる。余命わずかな母親が家族のためにやり遂げたいこと。泣かせじゃないのに落涙必至の傑作。
伝記・歴史

『ビッグアイズ』今更レビュー|大きな目の子どもの絵を売る大きなアゴの男

ティム・バートンが久々に実在の人物をモチーフに撮った作品。目の大きな子供の絵で一世を風靡した画家にはゴースト・ペインターがいた。
ミッション・インポッシブル

『ミッションインポッシブル フォールアウト』一気通貫レビュー⑥

歴代最高の出来栄え。スタントなしのアクションが凄すぎて、ジャッキー・チェンと張るサービス精神のトム・クルーズ。ミッションインポッシブルフォールアウト
ミッション・インポッシブル

『ミッションインポッシブル ローグ ネイション』一気通貫レビュー⑤

回を追うごとに面白味が増していくミッション・インポッシブル。チームプレイも段々と定着。本作より登場の女スパイ・イルサに注目!ミッションインポッシブルローグネイション
ミステリ―

『バーニング』考察とネタバレ|衝撃のラスト 究極のミステリーってホントか

村上春樹の短編「納屋を焼く」をモチーフに大胆なアレンジを試みたイ・チャンドンの力作。ビニールハウスを焼く男の優雅な日常の裏側。
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『地獄でなぜ悪い』今更レビュー|これは園子温による<キネマの神様>

ヤクザと映画撮影の融合、これは園子温監督的<キネマの神様>といえる。初参加の長谷川博己と國村隼もノリノリ。楽しんでみるのが正解。
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『グリーンブック』考察とネタバレ|車もガイド本も石も緑色の白黒珍道中

天才黒人ピアニストのツアーに付き添うイタリア系の荒くれ用心棒。人種差別激しい南部の町が、二人の意識を変えていく。