2010s 映画レビュー | ページ 11 | シネフィリー

2010s 映画レビュー

ラブコメ

『町田くんの世界』考察とネタバレ|悪意に満ちた世界にも善意の道はある

石井裕也監督による安藤ゆきの同名コミック原作の映画化。ともに新人の細田佳央太と関水渚の二人が、なんともフレッシュで嬉しい、ちょっと風変わりなラブコメ。
SF

『ブレードランナー2049』今更レビュー|僕らはあの頃の未来に立って

神格化した前作から30年後の世界、レプリカントを見つけては抹殺するブレードランナーK。あの頃の未来に立っている僕らは、30年後の夢を見るのか。
サスペンス

『裏切りのサーカス』今更レビュー|スパイ映画はアクションものとは限らない

ジョン・ル・カレのスパイ小説の静かな心理戦を見事に映画化。ゲイリー・オールドマン演じる主人公の何とも渋いことよ。派手さとは無縁な傑作。
恋愛

『オーバーフェンス』今更レビュー|佐藤泰志原作の函館映画シリーズ③

佐藤泰志の函館三部作の最終章。オダギリジョーと蒼井優。爽やかそうな夏の函館を舞台に、職業訓練学校で大工仕事を学ぶ男たち。オーバーフェンス。
ドラマ

『あん』考察とネタバレ|ドリアン・どら餡・樹木希林

客のこないどら焼き屋に突如雇って欲しいと現れる指の曲がった老婆。冴えない風貌とは裏腹に、そのお手製のあんは絶品だった。
スポーツ、ゲーム

『3月のライオン』考察とネタバレ|こっちは全部将棋に賭けてんだよ!

羽海野チカの人気将棋コミックを大友啓史監督が実写映画化。原作に驚異のシンクロ率の神木隆之介。盤上のバトルアクション。
ドラマ

『海炭市叙景』今更レビュー|佐藤泰志原作の函館映画シリーズ①

佐藤泰志の原作映画化の歴史はここから始まった。函館を舞台にした架空の町・海炭市で人々が織りなすドラマを、熊切和嘉監督が切れ味よく描き出す。
MARVEL

『スパイダーマン ファーフロムホーム』MCU一気通貫レビュー23

トニーがいなくなったのは寂しいが、ピーターの自立と成長を促す結果となるとは。エンドゲーム後の疲れた心と体にはもってこいのエンタメ作品。ファーフロムホーム。
MARVEL

『アベンジャーズ エンドゲーム』MCU一気通貫レビュー22

前作でサノスに赦した指パッチン攻撃で全人口は半分に。もう負けられない土壇場の最終戦。長い長いインフィニティ・サーガがついに終焉を。
ミステリ―

『怒り』今更レビュー|漢字は大きく一文字より、小さくびっしりのが怖いのに

李相日監督による吉田修一原作映画化。渡辺謙、宮崎あおい、松ケン、妻夫木聡、綾野剛、広瀬すずに森山未來。大河と朝ドラが何本もできる超豪華キャスト。
恋愛

『そこのみにて光輝く』今更レビュー|佐藤泰志原作の函館映画シリーズ②

呉美保監督による佐藤泰志原作の映画化。生き甲斐を失くした男が函館の町で出会った姉弟。綾野剛、菅田将暉、池脇千鶴、実力派俳優が描き出す一瞬の夏。
MARVEL

『キャプテンマーベル』MCU一気通貫レビュー21

アベンジャーズ誕生前の物語が、この期に及んで出てこようとは。MCUとしては初の女性単独主人公もの。まだ若いころのフューリーやコールソンとの出会い。
MARVEL

『アントマン&ワスプ』MCU一気通貫レビュー20

重苦しく終わった『インフィニティウォー』に続くのは、気軽に楽しめるアントマンの第二作。主人公より強くて賢い、サイドキックのワスプがついに本格参戦。
アクション

『るろうに剣心/ 京都大火編/ 伝説の最期編』劇場版一気通貫レビュー

累計興行収入125億円のメガヒットを誇る同シリーズ。新作鑑賞前に過去作品三作を一気におさらいしておきましょう。
MARVEL

『アベンジャーズ インフィニティウォー』MCU一気通貫レビュー19

地球に襲来したサノスに対し、アベンジャーズが全滅の危機に陥るほどの激しい戦い。この一本でMCUは終わっていいとさえ思える、インフィニティ・サーガの奇跡の一本。