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『タンポポ』今更レビュー|ゴローさんの孤独じゃないグルメ西部劇

伊丹十三監督の映画第2弾は、ラーメン・ウェスタン。さびれたラーメン屋の立て直し、店主タンポポの依頼に一肌脱いだトラック野郎。
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『マルサの女』今更レビュー|元祖〇〇の女は寝ぐせとソバカスの女査察官

伊丹十三監督の「〇〇〇の女」シリーズはここから始まった! 国税庁査察官のマルサの女が、今日も悪質な脱税者を摘発する。
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『エール!』今更レビュー| 逃げるんじゃない 飛び立つんだ

全員聴覚障がい者の家族でただ一人耳が聴こえる娘が、歌の世界に羽ばたこうとする。予想を上回る痛快コメディなのに、最後は泣かせるとは。
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『ミンボーの女』今更レビュー|<まん防>期間中にミンボーでストレス解消

伊丹十三の貴重な作品集から、ミンボー(民事介入暴力)専門の女弁護士の物語。反社の生きにくい世の中を誰よりも早く描いた快作コメディ。
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『チャンシルさんには福が多いね』考察とネタバレ|そう信じて生きよう

映画プロデューサーの仕事が生き甲斐だったチャンシルさんが突然失業の憂き目に。本当は福で囲まれているのに、本人は気づかずに、一生懸命生きていく。
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『運命じゃない人』今更レビュー|探偵はCARにいる

内田けんじ監督の脚本最強伝説はここから始まった。どこにでも転がっていそうな男女の話の裏側に、こんな奇想天外なことが起きていたとは。
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『喜劇愛妻物語』考察とネタバレ|これで脚本仕事が増えるとは、恐妻業の女

脚本家・足立紳が自らメガホンを取り、情けない夫と恐妻との私小説を濱田岳と水川あさみで映画化。これで脚本仕事が増えているのだから、まさに恐妻業の女。
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『オー!ファーザー』考察とネタバレ|「おそ松さん」のオヤジ版か?

伊坂幸太郎原作、『ヤクザと家族 The Family』の藤井道人監督のデビュー作。父親多数で賑やかな食卓。
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『コンフィデンスマンJP ロマンス編/ プリンセス編』|一気通貫レビュー

ダー子、ボクちゃん、リチャードのお馴染み人気詐欺ドラマの映画版二編を一気に辛口本音レビュー。
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『一度も撃ってません』考察とネタバレ|でもなぜか冒頭銃声は轟き人は死ぬ

売れない老いぼれ作家の正体は伝説の殺し屋。阪本順治監督によるハードボイルドコメディ。夜の街に繰り出して酒飲んで騒ぎたくなっちゃうからまずい。
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『記憶にございません!』考察とネタバレ|もっと政界に斬り込む覚悟を!

支持率最低総理が記憶喪失になり、しがらみなく世直しに出る。毒気のない三谷コメディに乗れるかが鍵。中井貴一と佐藤浩市なら、もっと政界に斬り込んでほしかったけど。
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『金田一耕助の冒険』金田一耕助の事件簿①|<瞳の中の〇>は大林映画の鬼門

古谷一行のTV版金田一を愛し、尾道三部作を愛する私には、何十年も怖くて見られなかった大林作品。パロディの連発に忙しく、誰もストーリーに関心を払わない怪作。
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『ピンカートンに会いにいく』考察とネタバレ|解散アラフォーのアイドルたち

アラフォーがアイドルユニットを再結成。前向きでない所に現実味。内田慈の好演で予想以上に笑える。けして『SUNNY』の後追いではなく、独自の面白味あり。
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『ヒズガールフライデー』今更レビュー|息つく暇もない掛け合い漫才コメディ

これがスクリューボール・コメディというものか。あまりの勢いにタジタジ。ケーリー・グラントの髪型と割れたアゴ、それにくわえ煙草の仕事姿が時代を感じさせる。
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『カツベン!』考察とネタバレ|花の巴里〜か倫敦か。春、東映のローマンス

無声映画の脇で名調子を謳い上げ、映画に息を吹き込んだ活動弁士。日本固有の文化を周防監督が喜劇に。成田凌に黒島結菜の共演が、ドタバタ喜劇に味わいをもたらす。