1.公開年別 | ページ 66 | シネフィリー

1.公開年別

アクション

『ボーダーライン ソルジャーズデイ』考察とネタバレ|愛していると言ってくれ

ベニチオ・デル・トロとジョシュ・ブローリンは続投。火薬量も大幅増量で路線変更だが、これもアリだ。手話は使うが、愛しているとは言ってくれない。
クライム

『スペンサーコンフィデンシャル』考察とネタバレ|ワンダーランドだぜ

マーク・ウォールバーグの悪徳警官吊るし上げ系のマジメなクライム・アクション。
ドラマ

『家族を想うとき』考察とネタバレ|働けどなお我が暮らし楽にならざり

ケン・ローチ監督が格差社会や貧困の現実を前に引退宣言を撤回。意気込みは伝わるが、あまりに重い。働けど働けど、なお我が暮らし楽にならざり、じっとスマホを見る
アクション

『ボーダーライン』考察とネタバレ|国境の長いトンネルを抜けると墨国だった

麻薬カルテル殲滅のため、FBIの常識を捨て、超法規的措置の世界に足を踏み入れる女捜査官。その葛藤とメキシコとの国境、どちらもボーダーライン。
ドラマ

『ホースガール』考察とネタバレ|彼女の症状に共感できる人は心配かも

徐々に妄想ワールドに入り込む女。現実と妄想の入り乱れる映画は珍しくないが、その境界線が見えない。彼女の症状に共感できてしまう人は、ちょっと心配。
アクション

『タイラーレイク 命の奪還』考察とネタバレ|ソーは生身の人間でも凄い

この男、アズガルドの王子でもなく無敵のハンマーもないが、生身の人間とは思えぬ。報酬目的で救うだけのはずだった少年といつしか絆がめばえ、一肌脱いで大暴れ。
ファンタジー

『嵐電』考察とネタバレ|紫のきつねと緑のたぬきの京都版銀河鉄道の夜

紫のきつねと緑のたぬきが化かし合う、京都版銀河鉄道の夜。この町には、不可思議な出来事がおきても、許される空気がある。井浦新のファンタジーも面白い。
ドラマ

『蜜蜂と遠雷』考察とネタバレ|音楽の神様に愛される者、映画の神様は?

音楽の神様に愛される者を、映画の神様も愛してくれるだろうか。一音一音を文字に書き起こした恩田陸渾身の原作を、どう映像化するか。
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『知らない、ふたり』考察とネタバレ|一目惚れが連鎖するイケメンの町

今泉力哉監督、今回は一目惚れと告白の美学か。<知らない>の後の句読点はいろいろな意味に取れる。観終わった後の幸福感がいい具合。
ドラマ

『ごっこ』今更レビュー|疑似父娘でもこれは引く。泣く映画ごっこ、ちゃうぞ

見るべきは子役の平尾菜々花の眼力あふれる名演技。映画の方は、泣くための準備は十分にできていたのだが、いくら疑似父娘でもこれは引くわ。
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『パンとバスと2度目のハツコイ』考察とネタバレ|それは無敵な片想い

パン屋の女子とバス運転手の男子。片思い映画の達人、今泉力哉監督の得意分野。スキにならずにスキでいる、それは無敵な片想い。
クライム

『静かなる叫び』考察とネタバレ|ヴィルヌーヴ幻の問題作は万人受けしない

ヴィルヌーヴ初期の問題作。フェミニズムを憎悪する犯人が、教室内の女学生だけを残し銃撃する、実際に起きた痛ましい事件。美しく描くことに賛否両論あり。
ドラマ

『30年後の同窓会』考察とネタバレ|三羽のおっさんカモメの同期会だな

50歳のスタンド・バイ・ミーと言われれば、納得のやんちゃぶりと友情。バカをやる友人は大切だなあ。
コメディ

『ルディレイムーア』考察とネタバレ|ラップ界の村西監督かきみまろか

エディー・マーフィー、過激な漫談を吹き込んだアルバムを茶封筒に入れて、レコード店で密売する姿は『全裸監督』か。録音漫談がきみまろのように口コミでブレイク。
クライム

『タロウのバカ』考察とネタバレ|終始絶叫している映画はどうも生理的に苦手

愛された記憶も戸籍もない少年が本能の駆られるままに生きていくと、何を考え、どう成長していくのか。