ドラマ | ページ 11 | シネフィリー

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『サウンドオブメタル 聞こえるということ』今更レビュー|嵐呼ぶ筆談ドラマー

聴覚を失ったドラマーがもがき苦しんだ先に出会ったデフ・コミュニティ。アカデミー賞音響賞獲得のサウンドエフェクトを、ヘッドフォンで体験しよう。
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『ファーザー』考察とネタバレ|パリなんて英語も話せない連中が暮らす街

認知症を患った父アンソニー・ホプキンスと、支える娘オリヴィア・コールマン。二人の名優が作り出す、泣かせようとしないドラマが胸にせまる。
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『ホテルローヤル』考察とネタバレ|ご休憩二時間 3,800円でミカン付き〼

桜木紫乃の直木賞原作を『全裸監督』の武正晴監督が映画化。波瑠が大人の玩具を手にするラブホの一人娘役だなんて、想像がつかない。
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『泣く子はいねえが』考察とネタバレ|太賀は半裸じゃなく全裸なのかよ

泣く子はいねえが、悪い子はいねが。男鹿に長年伝わるナマハゲでのしくじりがきっかけで、妻も娘も田舎も手放すことになった男を太賀が熱演。
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『ラストブラックマン イン サンフランシスコ』考察とネタバレ|失意のスケボー

サンフランシスコの高級な街並みに立つ歴史ある洋館は、祖父が建てた家。その屋敷をひたすら愛し、ついには不法に住み付いてしまうブラックマン。
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『82年生まれキムジヨン』考察とネタバレ|ゾンビは倒せた二人でも

現代女性の生きづらさを映し出すチョ・ナムジュの大ベストセラーを映画化。キム・ジヨンが母や妻として頑張るうちに、不思議な言動をするように。
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『都会のアリス』今更レビュー|ヴェンダース・ロードムービー三部作①

ヴィム・ヴェンダース監督による男と少女のちょっと変わった珍道中。ロードムービー三部作はここから始まる。
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『儀式』今更レビュー|大島渚版<華麗なる一族>の繰り返す冠婚葬祭

戦後25年、なおも続く家長制度に縛られて、もがきながら生きる若者たち。大島渚による戦争の総括が、冠婚葬祭の儀式の形を借りて描き出される。
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『旅立つ息子へ』考察とネタバレ|そう言う父さんも子離れできていない

自閉症スペクトラムの我が子を施設に入れたくない父親と、離れたくない息子が入所直前に逃避行。ちょっと型破りな父親と純粋な息子の物語。
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『少年』今更レビュー|万引き家族の遥か昔、大島渚の「当たり屋家族」

当たり屋を生業とし、日本全国を転々と移動していく家族。恐怖心も罪悪感も失くし、車にぶつかっていく少年。大島渚監督が実際の事件をモチーフに描いた代表作。
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『ノマドランド』考察とネタバレ|職を次々と変える大人のキッザニア

車上生活者は決して貧しい訳ではない。彼らを駆り立てる開拓者精神がある。フランシス・マクドーマンドと本物のノマドたち。クロエ・ジャオ監督が描くアメリカ。
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『生きちゃった』考察とネタバレ|男二人に女一人の組み合わせは悲劇

愛を言えない男。愛を聞きたい女。愛を見守る男。石井裕也監督の描く原点回帰と至上の愛。本心を口に出せなくなった男の生み出す悲劇。
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『ハワーズエンド』今更レビュー|英国の邸宅には立派な名前がある

フォースターの傑作小説を巨匠ジェームズ・アイヴォリー監督が映画化。ハワーズ・エンドの邸宅をめぐって、 翻弄される美しい姉妹の恋。
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『ミナリ』考察とネタバレ|アーカンソーで撮られた韓国移民の<北の国から>

アーカンソー州で撮られた韓国移民の物語。家族を無視して農園経営でアメリカン・ドリームを夢みる夫と、それを責めたてる妻。
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『星の子』考察とネタバレ|原田知世のジャージ姿にベストドレッサー賞を

河童のようなジャージ姿で新興宗教に傾倒する両親に目を奪われる。何が大切かを見つめ直す、大森立嗣監督作品、芦田愛菜久々の主演映画。