1.公開年別 | ページ 7 | シネフィリー

1.公開年別

クライム

『かくしごと』考察とネタバレ|公務員じゃなくても飲酒運転はダメ、ゼッタイ

その嘘は、罪か、それとも愛か。あの夏、彼女と少年、そして父親の三人は確かに<家族>だった。杏が再び問いかける『真夏の方程式』。
ドラマ

『私の少女』今更レビュー|あしたの少女になる前に

チョン・ジュリ監督のデビュー作。ワケありの派出所長にぺ・ドゥナ、義父に虐待されている少女にキム・セロン。世代を超えた実力派女優のケミストリー。
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『アナログ』考察とネタバレ|スマホを持たないだけなのに

ビートたけし初の恋愛小説を、二宮和也と波瑠の主演で映画化。アナログな恋物語というのは、単に古めかしいメロドラマという意味なのか。
ファンタジー

『ウォンカとチョコレート工場のはじまり』考察とネタバレ|夢をみたら罰金か

『チャーリーとチョコレート工場』の天才ショコラティエ、ウォンカの若き日をティモシー・シャラメで映画化。前作より毒気控えめ甘さ多め。
ラブコメ

『からかい上手の高木さん』考察とネタバレ|初恋と書いてからかいと詠む

恋愛映画の名手・今泉力哉監督が山本崇一朗の人気コミックを実写映画化。西片と高木さんの10年後を描いた本作。からかい上手の初恋は100%片想いか。
バイオレンス

『マッドマックス フュリオサ』考察とネタバレ|復讐もちょちょぃのジョイやで

ジョージ・ミラーどこまでやるの!『マッドマックス怒りのデスロード』の前日譚。少女から女戦士に成長するフュリオサの細腕繁盛記ならぬ片腕復讐記。
コメディ

『カラオケ行こ!』考察とネタバレ|「リンダ リンダ リンダ」ならエモいんだが

中学生の合唱部長からカラオケ指導を受けるヤクザ。ありえない設定のコメディだが刺さるひとには刺さるらしいぞ。さあ、ご一緒に。紅だー!
ハードボイルド

『帰ってきたあぶない刑事』考察とネタバレ|探偵はハマにいる

『さらば あぶない刑事』で刑事卒業したはずのタカとユージが、まさかのカムバック。懐かしさとよせばいいのにのイタさ、どっちが胸に刺さるか。
スポーツ、ゲーム

『春に散る』考察とネタバレ|ボクシング映画、ここまでベタで委員会

沢木耕太郎のボクシング小説を瀬々敬久監督が映画化。佐藤浩市も渋いが、横浜流星の俊敏な動きと窪田正孝との対戦は見もの。ただ、ベタな展開に堪えられるか。
クライム

『ミッシング』考察とネタバレ|久保田利伸じゃなくてTHE虎舞竜だったとは

𠮷田恵輔監督に石原さとみが出演直談判した<あたしが変わるトリセツショー>、娘の失踪事件に疲弊する夫婦を描いた、心がヒリヒリする作品。
2024 映画レビュー

『湖の女たち』考察とネタバレ|琵琶湖より哀を詰めて

吉田修一の原作を大森立嗣監督が映画化。『さよなら渓谷』以来のタッグは、更に湖の深みにはまり混迷を極めるが、福士蒼汰と松本まりかの演技は出色。
クライム

『キリング オブ ケネス チェンバレン』考察とネタバレ|短気は本気

早朝、通報を受けて安否確認にやってきた警官たちは、元海兵隊の黒人の老人がドアを開けないことで次第にヒートアップしていく。実話とは驚き。
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『埋もれ木』今更レビュー|見上げてごらん、夜の馬を、鯨を

小栗康平監督のファンタジー濃度は本作で更に高まる。現実と空想の境界線が曖昧になっていき、全ては最後の幻想的なシーンに収れんする。
戦争・反戦

『福田村事件』考察とネタバレ|関東大震災から100年後の不都合な真実

ドキュメンタリー作家の森達也が、実力派俳優を集めて撮った気魄の劇映画。関東大震災から100年目にして、白昼の下に晒される地獄絵図。
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あの時、想いを伝えていたら、未来は変わっていただろうか。藤井道人監督が清原果耶とシュー・グァンハンの共演で贈る、甘酸っぱい物語。