柄本時生 | シネフィリー

柄本時生

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ドラマ

『PERFECT DAYS』考察とネタバレ|トイレだって洗って欲しい

ヴィム・ヴェンダース監督が役所広司を主演に描く、公園の公衆トイレ清掃員の慎ましくも幸福な日常。
ミステリ―

『麒麟の翼 劇場版・新参者』今更レビュー|間違った公式を覚えさせてはダメ

東野圭吾の人気原作、テレビドラマでお馴染み加賀恭一郎シリーズの初映画化。ここから夢に羽ばたいていく、はずだった。
スポーツ、ゲーム

『BLUE ブルー』考察とネタバレ|真っ白に燃え尽きるだけがボクサーか?

自身がボクサーでもある𠮷田恵輔監督が、思いを全て出し切った作品。松山ケンイチと東出昌大が背中で語るボクサーの悲哀。リアルさが痛い。
青春

『みんなエスパーだよ!』今更レビュー|グラビアアイドルだよ、の間違いだに

ほぼ8割のシーンをパンチラと水着が埋め尽くすナンセンスSF。園子温監督なのに健康的なエロだに。おバカな笑いだらけの突き抜けたくだらなさがいい。
戦争・反戦

『花筐 HANAGATAMI』今更レビュー|大林監督戦争三部作③

全編大林映画以外の何物でもない満腹感。唐津の幻想的な祭りや街並みの美しさ、アポロのような満島真之介の美。考えるな、感じよ。それが大林映画だ。
ドラマ

『旅のおわり世界のはじまり』今更レビュー|黒沢版サウンドオブミュージック

随所に黒沢清監督作品の不穏な空気が漂うが、いつもの作品とはやや毛色が違う。ウズベキスタンで現地レポートを撮る撮影クルー。歌姫として絶唱する前田敦子。
青春

『宮本から君へ』考察とネタバレ|自己満足したいだけじゃね?

むせ返るほどの熱量がある。池松壮亮も蒼井優も、原作に心底惚れぬいた役者ならではの、気迫がある。それこそ、湯を沸かすほどの熱い何かが、本作に注がれている。